営業は、毎日パンプスを履いて長時間歩くケースが珍しくありません。
ビジネスマナーとは言え、パンプスで1日動き回るのは足への負担が大きく悩みやストレスを抱えている方も多いでしょう。
また、パンプスの消耗が激しく費用が大きくなってしまうのも問題点のひとつです。
今回は、営業に適しているパンプスの選び方や長持ちさせるコツを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
営業でパンプスを履くときの悩み
外回りの営業など、毎日のように歩き回る職業に就いていると、パンプスへの悩みが尽きない方が少なくありません。
なかでも、以下のような悩みを抱えている方は多いでしょう。
むくみ
靴擦れ
蒸れやニオイ
サイズが合わなくなる
デザインが好みのものではない
パンプスを履いて1日歩き回っていると、午後になるにつれて足がむくんでしまいます。むくみはひどくなると、次第に圧迫されてしまい足に痛みが出るほどつらいものです。
また、新調したパンプスで営業に行くと、かかとや指に靴擦れを起こしてしまうこともあります。
応急処置として絆創膏を貼っても、傷の具合や位置によっては1日歩いていると痛むでしょう。
そしてストッキングだと汗を吸収しきれず、蒸れてニオイが気になってしまう方も多くいます。他にもパンプスが伸びてゆるくなる方や、履き心地を優先させて選ぶとデザインが限られてしまうケースも珍しくありません。
仕事ではパンプスがビジネスマナーと言われても、このような悩みを抱えたまま働き続けるのはストレスになってしまいます。
営業に適しているパンプスの条件
営業の仕事に適しているパンプスを選ぶことで、足への負担が軽減されます。
以下の3つのポイントを押さえて、仕事用のパンプスを選んでみましょう。
サイズとワイズが合っているパンプス
基本的に、足の長さである【サイズ】と、足の幅である【ワイズ】が合っているパンプスを選びましょう。
サイズとワイズが合っているパンプスは、足に適度にフィットするため長く歩いていても疲れにくくなります。
サイズとワイズについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
柔らかいパンプス
素材とインソール共に柔らかいパンプスだと、長時間歩いていても足への負担が軽くなります。特に、素材に本革が使われているパンプスは、履いていると足に馴染んでくるためおすすめです。
逆にエナメルのパンプスは伸縮性に優れていないため、むくんだときに痛みが生じる恐れがあるので、気になる人は避けた方が無難でしょう。
インソールは、低反発や衝撃吸収の効果があるタイプを選ぶと疲れにくくなります。
ヒールの低いパンプス
3~5cm程度の低いヒールのパンプスは、ハイヒールと比べても歩きやすく足への負担も少なくなります。
また、3cm以下のローヒールパンプスよりもスタイルが良く見える点もおすすめポイントです。
同じヒールの高さでも、かかとからつま先への傾斜が緩やかなプラットフォームのついたパンプスは、つま先への負担がさらに軽減されるほか、歩くときには安定感も出てきます。
営業などたくさんあるく必要がある方は、ヒールは太めのものを選んでみてください。
パンプスを長持ちさせるコツ
毎日のように履くパンプスを、少しでも長持ちさせるコツを2つ紹介します。
毎日同じパンプスは履かない
毎日同じパンプスを履いていると、傷むのが早くなるので、2~3足をローテーションで履きましょう。
また、パンプスは頻繁に履くとニオイがつきやすくなるため、消臭スプレーをかけて風通しのいい日陰に干すなどして適度に休ませてください。
勝負用と普段用のパンプスを用意する
パンプスを何足も揃えると、その分費用が大きくなっていきます。
普段用のパンプスは消耗品として、比較的安価なものを用意しておくと、履く頻度が高くても気兼ねなく履けるでしょう。
契約を取る日や初めて取引先を訪問する日など特別な営業回りには、上質なパンプス用意して使い分けると長く愛用できます。
ただし、営業は身だしなみも見られているため、普段用でも勝負用でもお客様と会う際は傷や汚れがついていないかを確認しておくことも重要です。
こまめにお手入れする
パンプスは、こまめにお手入れすると長く履けます。以下のようなお手入れを心がけましょう。
防水スプレーや消臭スプレーをかける
汚れや雨のしずくなどを拭き取る
履いていないパンプスは日陰に干す
自分で行うお手入れだけでなく、靴の修理専門店などにヒールや革表面の補修などメンテナンスしてもらうと1足を長く履けます。お気に入りのパンプスなら、プロに依頼してしっかり直してもらいましょう。
パンプスのお手入れについては、以下で詳しく解説しています。
営業に履くパンプスはオーダーメイドもおすすめです
営業で履くパンプスは、悩みが多くストレスを感じる方もいるでしょう。
パンプス選びのポイントを押さえれば、足のつらさも軽減されるはずです。また、少しでもパンプスを長持ちさせるためにも複数用意したりお手入れしたりなどを心がけましょう。
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