幅広タイプのパンプス選びは難しい...選び方のポイントと対処方法を解説

足の幅が広い「幅広タイプ」の場合、パンプス選びに苦戦するケースが多く見られます。
気に入ったデザインのパンプスを試着しても、つま先しか入らないために無理をして履いたり、諦めて別のパンプスで妥協したりしている人もいるのではないでしょうか?
そのパンプスの選び方では、足に負担がかかり大きなトラブルを招く可能性があり危険です。
本記事では、幅広タイプのパンプスを選ぶ際のポイントや対処方法などを解説します。
幅広タイプはパンプス選びが難しい?その理由とは?

幅広タイプの足だと、なぜパンプス選びが難しいのか3つの理由を見てみましょう。
理由①サイズの合うパンプスが少ない
試着したときは良くても、購入後に長時間履くとつま先が痛くなるなど、幅広タイプの方は自分の足に合ったパンプスとなかなか出会えません。。
また幅が広いと足が入らないため、通常より大きなサイズにしないとパンプスが履けないこともあるでしょう。
足が入る状態が必ずしも足にフィットしているとは言えないため、曖昧なサイズ感でパンプスを選んでいると、足に痛みを感じたり歩きにくかったりします。
理由②デザイン重視で選べない
かわいいと思ったパンプスを試着した際、足が入らず諦めるといったエピソードは、幅広タイプの人にとって珍しくありません。
サイズ優先で選ぶと、あまり好みのデザインではないパンプスで妥協することもあるでしょう。
理由③足のトラブルが起きやすい
足の幅が広いと、パンプス内部で摩擦が起きやすくなります。
摩擦による痛みを我慢して履き続けると、親指や小指の外側に水ぶくれができる、靴擦れを起こしてかかとが痛むなどのトラブルは避けられません。
無理して履き続けると、外反母趾など大きなトラブルに発展する可能性もあるため、パンプスを選ぶ際は注意が必要です。
幅広タイプのパンプス選びのポイント

ここからは、幅広タイプがパンプスを選ぶ際のポイントを解説します。
ワイズ(足囲)を計測してサイズを合わせる
パンプスには、つま先からかかとまでのサイズ(長さ)と、足の親指と小指の根元にある出っ張りを一周したワイズ(足囲)があります。
幅広タイプの場合、サイズだけではなくワイズも理解したうえでパンプスを選ぶことが大切です。
ワイズの標準はDとなり、D→E→2E→3E→4Eと徐々にパンプスの幅が広くなっていきます。
自分のワイズと同じパンプスを選べば、足に合うものが見つけやすくなるでしょう。
ちなみに、一日の中で特にむくみやすいのは夕方と言われているため、夕方ごろのワイズを計測しておくのもパンプス選びのコツです。
ワイズの大きい足に合わせてパンプスを選ぶ
市販のパンプスを購入される方は、左右で足の大きさが異なる場合、ワイズの大きな足に合わせてパンプスを選びましょう。
サイズの合わない方は、市販の中敷きを敷いて調整します。
左右のワイズが違うケースは珍しくないため、臨機応変に対応すればパンプスの悩みも緩和されるでしょう。
柔らかい素材のパンプスを選ぶ
柔らかい素材のパンプスは、足当りがよく長時間履いても疲れにくいのが特長です。
また本革のパンプスも履いているうちに足に馴染んでくるため、幅広タイプにおすすめします。
このほか、つま先や中敷き、かかとにクッションのあるは足の痛みを軽減してくれます。
自分に合ったパンプスが見つからない方は、こうした素材にも注目してみましょう。