外反母趾でもパンプスを履ける!外反母趾の原因とパンプスの選び方を解説

外反母趾とは、足の親指が付け根部分から人差し指の方に曲がっている状態です。出っ張り部分は、靴が当たると痛みを感じることが多く、パンプスなど何を履けば良いか悩む方も少なくありません。
原因は、靴選びや歩き方の癖などが挙げられます。そのため、パンプスを履くから外反母趾になるとも一概に言い切れません。
この記事では、外反母趾の原因や靴の選び方、おすすめのパンプスをご紹介します。特に、外反母趾でパンプスを諦めていた方は参考にしてみてください。
外反母趾とは? パンプスが原因なの?

外反母趾とは、足の親指である母趾が付け根から人差し指の方向へ曲がっている状態です。
中には靴を履いたときに、飛び出してしまった親指の付け根の関節に痛みを伴い、歩行が困難になってしまう方もいます。
靴の着脱や、飛び出している関節部分を押すと痛むことも珍しくありません。
重症化すると、靴を履くことすら辛くなるほど痛むため注意が必要です。
外反母趾はパンプスによって引き起こされると思われがちですが、以下の理由により年齢や性別問わず発症する可能性があります。
足に合わない靴を履いている
ハイヒールやヒールの高い靴を履いている
足に負荷のかかる歩き方をしている
特に、偏平足気味で地面にペタペタと足裏を付けて歩く方は注意が必要です。
親指の付け根に大きな負担がかかっているため、外反母趾を起こしてしまう可能性があります。
他にも、猫背や骨盤の後傾、股関節の柔軟性の低下なども外反母趾を招く原因です。
外反母趾は、靴の選び方や歩き方などを見直すと改善されるトラブルでもあります。
「外反母趾だからパンプスは履けない」と諦めなくても良いのです。
外反母趾でも痛くないパンプスの選び方

外反母趾の方が、パンプスを選ぶ際に押さえたいポイントは3つです。
今は、通販などを利用している方も多いですが、外反母趾の方は実際に試着をして足に合うか確かめてから購入しましょう。
足に合ったパンプスを選ぶ
かかとからつま先までの長さであるサイズと、親指と小指の付け根の出っ張り部分を1周させた足囲であるワイズが合っているパンプスを選びましょう。
どちらか片方だけしか合っていないパンプスを履くと、無意識に足への負担が大きくなり痛みが増す恐れがあります。
パンプスには、サイズとワイズの両方を表記している製品があるので目安にしてみましょう。どちらも、靴屋さんで測ってもらえます。
ヒールは低め&太めのものを選ぶ
ヒールが高いからといって、外反母趾が悪化するわけではありません。
歩き方の癖も原因なので、ヒールの低い靴を履かれる方や男性でも外反母趾の方はいます。
しかし、ヒールが高く細いパンプスは不安定で歩きにくく、母趾へ負担がかかるため避けた方がよいでしょう。
3㎝以内で太めのヒールであれば、足への負担が軽減され足元も安定します。
歩きやすさも改善されるため、外反母趾への影響を軽減できるでしょう。
なお、かかとからつま先への傾斜がゆるやかなパンプスだと、さらに足の負担が軽減されるので試着時に確かめてみてください。
柔らかい素材のパンプスを選ぶ
柔らかい素材であれば、母趾に靴が当たっても痛みを抑えることができます。
逆に、硬い素材のパンプスは母趾へ刺激を与え、歩くたびに痛みを感じる場合があるので注意しましょう。
柔らかいインソール(中敷き)は、歩くときに楽です。
しかし、柔らかすぎるも