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パンプスが削れるのはなぜ?ヒールやつま先を自分で修理する方法と予防法


「お気に入りのパンプスを履いていたら、かかとやつま先が削れてしまっていた」なんてことは、女性であれば誰でも一度は経験したことがあるかもしれません。


歩くときにぶつけたり衝撃が加わったりしやすいパンプスは、非常にキズがつきやすいアイテムです。

自分ではあまり気にならない場所のキズでも、階段やエスカレーターなどで人に見られる機会は多いため、しっかりと修理してきれいな状態を保つことが大切です。


今回は、パンプスのなかでもよく削れる部分と自分できる修理法について紹介します。

パンプスの削れた部分をお手入れして、きれいな立ち姿を手に入れましょう。



パンプスでよく削れる部分と修理法

パンプスでよく削れる部分としては、「ヒール本体の革の部分」「ヒールのゴム部分」「つま先部分」の3つが挙げられます。

パンプスの素材が削れてしまうと「もう直せない」と思われるかもしれませんが、場合によっては自分で修理することも可能です。


ここでは、パンプスのなかでよく削れる部分と修理法について見ていきましょう。



ヒールの本体の革の部分

ヒールの根本が付いているパンプス本体や、ヒールベースの部分などといった部分は、ぶつけやすく削れやすい部分です。

革などの素材が完全に削れて内側の地(プラスチック)が見ている場合は、一般の人が自分で修理することは難しいです。


しかし、ヒールの地が見えておらず多少変色している程度の場合は、自分で削れた部分を目立たなくすることができます。

DIYで対処したい場合は、以下の手順で修理を行ってみてください。


【修理手順】

1. パンプスに合った色の靴クリームを用意する

2. 柔らかい布でパンプスの汚れを落としておく

3. 靴クリームを削れた部分につける

4. 靴用のブラシで磨く

5. 柔らかい布やストッキングでツヤを出す


ほかにも、レザーのキズを目立なくしてくれるマニュキュアタイプの補修材を使って修理することも可能です。


ただし、スエードやエナメルなどの素材を使っている場合、自分で修理することは難しいです。

また、自分で修理することでかえってキズが目立つようになってしまう恐れもあります。

不安な場合は無理せず、専門店に持ち込んで直してもらうことをおすすめします。



ヒールのゴム部分

ヒールのゴム部分は、パンプスのなかでもとくに削れやすい部分です。

「ゴムの一部だけ削れて斜めになっている」「ゴムが取れてしまって、歩くときにコツコツ音が鳴る」という場合は、バランスが崩れやすくなったり滑りやすくなったりするため、早めに修理しましょう。


ヒールのゴムが一部だけ削れている場合は、もっとも低い場所に合わせて高さを削って調整することもできます。

しかし、一般の人がゴムを削ると左右差が出てしまう恐れがあるため、思い切ってゴムを新品に交換してしまうことをおすすめします。