もう『つま先が痛い』パンプスは耐えられない!快適パンプスの選び方
ヒールの高さや素材、色だけでなく、つま先のカタチによってもイメージが変わるパンプス。つい、見た目やデザインで選ぶことが多いのではないでしょうか。そのため、サイズやつま先のことを後回しにしてしまいがち。でも、ちょっと待って。自分の足に合わないパンプスを履いていると、足だけでなく体にも不調が出ることが分かっています。今回はつま先が痛めてしてしまう人がやりがちなこと、自分の足に合ったパンプスの選び方をお伝えします。

3,「エジプト型」・「ギリシャ型」・「スクエア型」の3つのタイプ
■パンプスでつま先が痛い人必見!3つの間違い!
1,「幅が広いパンプスはラク」は間違い
幅が広いパンプスのほうがゆったりしていると思いがち。実は、ゆるすぎると足がパンプスの中で移動してしまい、前方に指をぶつけて痛めてしまうことがあります。特に、幅が広くつま先が細く尖っているパンプスは要注意です。足がパンプス内で滑るとウオノメ・タコ・外反母趾・内反小趾などの病気になることも。
2,「柔らかいパンプスは履きやすい」は間違い
柔らかいパンプスは足が固定されず、かえって疲れやすくなることも。素材が固めのパンプスのほうが、足にしっかりとフィットしているため安定し、足の変形予防にも効果があります。

3,「軽いパンプスは歩きやすい」は間違い
パンプスが軽い分だけ、作りが弱くなりがち。そのため、歩いた時の衝撃がダイレクトに足に伝わります。一方、丈夫で安定しているパンプスはある程度の重さがありますが、歩いた時のダメージを受けづらい傾向にあります。
■サイズ・つま先の形状で選ぶ自分の足にあっているかどうか
1,捨て寸の長さ
自分の足のつま先から先端までの距離を捨て寸と呼び、一般的に1cm以上あればよいとされています。しかし、トゥのデザインによっても理想のサイズは違いますので注意が必要です。履いた際に足の締め付けが強すぎて窮屈、足をぶらぶらさせた場合に足から脱げてしまうなどがおきるのであれば、捨て寸が合っていないといえます。つま先だけではなくかかとの合うものを選ぶことも大切で、早足してもすぐ脱げないかどうかなどをチェックしましょう。
2,つま先の形
つま先の指全体がトゥ形状にうまく収まらず一部の指先が集中的に当たってしまうと
痛みが出る原因になります。パンプス選定の際、自分の足のサイズだけではなくつま先の形もしっかり確かめ、トゥのデザインとつま先の形の相性の良いものを選ぶようにします。
3,「エジプト型」・「ギリシャ型」・「スクエア型」の3つのタイプ

・エジプト型
つま先の形によってパンプスでは相性が良いデザインがあります。まず親指が一番長く、小指にかけて短くなっていくつま先の形状をエジプト型と呼びます。エジプト型の場合、ラウンドトゥやスクエアトゥが向いています。
・ギリシャ型
次に、人差し指が親指より長く三角形の形をしているつま先の形をギリシャ型と呼びます。ぴったりとしたデザインだと靴の中では人差し指に負担が大きくなりますので、つま先にある程度長さがあるデザインが向いています。ラウンドトゥやポインテッドトウが良いでしょう。
・スクエア型